【ここから共通メニュー】

共通メニューを飛ばして本文へ

文字のサイズを
文字を大きくする文字を元に戻す

藤前干潟情報

ホーム > 藤前干潟情報 > 干潟の機能と定義

【ここから本文】

干潟の機能と定義

干潟の定義

一般的に「干潮時に露出する砂泥質の平坦な地形」のことを干潟といいます。

干潟は地形的な特性に基づくと「前浜干潟」「河口干潟」「潟湖干潟」に分類されます。

ラムサール条約では、干潟を含め幅広く「湿地」を対象にしており、「湿地」の定義として、「天然のものであるか人工のものであるか、永続的なものであるか一時的なものであるかを問わず、更に水が滞っているか、淡水であるか汽水であるか鹹水であるかを問わず、沼沢地、湿原、泥炭地または水域をいい、低潮時における水深が6メートルを超えない海域を含む」としています。

前浜干潟 河川などによって運ばれた砂や泥が海に面して前浜部に堆積して形成された干潟
河口干潟 河口の感潮部(注1)に河川の運んだ砂泥が堆積して形成された干潟
潟湖干潟 浅海の一部が砂州、砂丘、三角州等によって外海から隔てられてきた浅い汽水域の区域に形成された干潟

(注1)感潮部とは、河川などで海の潮夕現象が及ぶ範囲のことです。

干潟の機能

干潟の主な機能として、「生物生息機能」「水質浄化機能」「生物生産機能」 「親水機能」「その他」に分類されます。

生物生息機能
干潟は、環境条件の多様性に適応した様々な生物が生息するとともに、 希少種や地球上を国境を越えて長距離の渡りをする鳥類に対して中継地、 越冬地としての場を提供するなど、生物生息の上から重要な場所となっています。
水質浄化機能
干潟は、流入した有機物や栄養塩類を物理的作用や生物的作用によって除去し、海水を浄化する機能を持っています。
干潟における水質浄化作用は次の二つの作用に大きく分けられます。
  1. 物質を干潟内で一時的に安定な形で貯留する作用
  2. 物質を干潟の系外に運び出す作用
これらの作用は、干潟特有の環境条件や干潟に多種多様な生物が生息し、高い生産性、効率の良い物質循環が維持されていることによって支えられています。
生物生産機能
干潟は、陸上生態系と水界生態系の接点にあたり、一般に高い一時生産力を持っています。
また、干潟はアサリ、バカ貝等の貝類の生産収穫の場となるとともに、 車エビやカレイ類などの魚介類の幼稚仔の生育場として有用生物の再生産に 大きな役割を果たしています。
親水機能
干潟は潮干狩り、バードウォッチング、人々の散策の場として、 人や水や生物に触れあったり、自然を学習・教育する場所になっています。
その他
海と陸との接点における緩衝領域になっています。
干潟の食物連鎖

干潟には多くの生き物が住んでいます。これは、干潟の生物の間で「食物連鎖」といわれる生き物たちの関係ができているためです。

例えば、川によって運ばれてきた栄養塩や有機物によって植物プランクトンが生まれ、その植物プランクトンを食べる底生生物は魚に食べられ、魚は鳥の餌になる、といった関係ができているのです。

食物連鎖
ダイサギ
ダイサギ
ハマシギ
ハマシギ
写真撮影 森井豊久

【ここからフッタエリア】

名古屋市 環境局 環境都市推進部 環境都市推進課 -2009年3月28日更新
ご意見・お問合せ 電話番号 052-972-2661 FAX番号 052-972-4134